投稿日｜2015.11.13
このブログを読んでいただいてありがとうございます。
１０月は１３名の交通事故患者様に施療させていただきました。
今日は、そういった患者様への施療中にお話ししたりして感じたことを
お伝えしたいと思います。
私は普段から、
「接骨院が交通事故施療をするにあたって真に患者様を救済するには、
患者様の３つの苦痛をいち早く緩和すること」
と考えています。
３つの苦痛の緩和とは具体的には以下の３つです。
①施術により、身体的苦痛（患者様の症状）を緩和する
②周辺知識を正しく身に付け、損保会社や医療機関そして支援して
もらえる専門職（弁護士等）のサポートにより社会的苦痛を緩和する
③日々の施療や会話やアドバイスにより、心理的苦痛を緩和する
そこで今回は、③の心理的苦痛の緩和という点に焦点を当てたいと思います。
私たち施療者が患者様への施術にあたる時間はどれくらいあるでしょう？
仮に、交通事故患者様の１ヶ月の通院回数と１回あたりの治療対応時間を
１５回と２０分とするならば、１５×２０＝３００分
つまり１ヶ月あたりに５時間もの時間を患者様と共有することになります。
（電気治療の時間も含めると８時間以上です）
これだけの時間を一緒に過ごしているのですから、
それだけ患者様の痛みや悩みに寄り添って対応できるのではないかと考えます。
その結果、交通事故という患者様が抱えておられるテーマに関しては、
一番身近な相談相手になることができるのではないでしょうか。
交通事故患者様は、心理的には情報不足によるストレス、相談者の不在そして孤立、
この先への不安など、大変な心境に立たされることが多くなります。
その心理的なサポートという点で、まだまだお役に立てることがあるのではないかと
思っています。
お身体だけでなく、心の負担も緩和することで、より患者様に安心していただける。
そういった施療を目指して、これまで以上に患者様との会話や相談を丁寧に、
まじめに取り組もうと思います。
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